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【伊丹南野校】勉強は何の役に立つのか問題について

こんにちは!伊丹南野校です。

 

今回は、「勉強は何の役に立つのか問題」について語ります。

 

この問題については、本やらネットやらで様々な意見がありますが、極論を言えば「承認欲求を満たすため」だと思ってます。その結果、自己肯定感を高まり、将来に良い影響を及ぼす(はず)。

 

この承認欲求というのは、思春期あたりから芽生える欲求のため、本人もよくわからないとのがネックです。

 

 

ちなみに私の中学生時代の考え方は・・・

 

『「親に文句言われる嫌さ」と「勉強する嫌さ」だったら、勉強する嫌さのほうがマシだから勉強する。』

 

これだけです。これだけでいいじゃないですか。

子どもには大人ほどの経験と頭脳があるわけでもなく、論理的に説明しようとすればするほど溝は深まります。

 

 

たとえば、「数学なんて将来何につかうの!?」なんて質問を投げかけてくる子の99%は、数学ができないダメな自分が嫌いなんです。

数学が将来役に立たないんだということを認めさせて、(役に立たない)数学ができない自分はダメな人間じゃないんだと思いたい。

自己嫌悪からの解放を願っているわけで、自己肯定感の低い可哀想な子だと感じます。

そういう子には、上のようなシンプルな考え方で、肩の荷を下ろして欲しいですね。

 

 

なお、高校に入り、私の勉強の目的はこのように変わりました。

 

『これは困難に耐える修行で、この忍耐力は将来の役に立つ!』

 

中々痛いです。無駄にストイックで、自分を苦しめていた気がします。

 

 

 

次回は、「合格点ギリギリで高校に入ったら、入ってからしんどいんじゃないか問題」について語ります。

 

ではまた。