こんにちは!伊丹南野校です。
は当校がブログを担当します。
エッセイのような形で、できるだけ沢山投稿していきますので宜しくお願いいたします。
さて初回は、先生としての志についてです。
教育論者の内田樹先生が『街場の教育論』の中で、次のようなこと述べています。
教師が教壇から伝えなければいけないことは、ただ1つです
「私には師がいます。私がここでみなさんに伝えることは、私が師から伝えていただいたことの一部にすぎません。(後略)」
自分の師を尊敬する気持ちと、謙虚さを伝える言葉ですが、
先生という仕事は、歴史をつないでいく役割を担っているのだ! という崇高な思いが溢れると共に、少し肩の荷が楽になる言葉です。
したがって、私が発信する言葉や文章も、どこからで見聞きした内容の伝聞に過ぎません。
とまぁ、こういった言い訳を最初にしながらも、気をつけていることがあります。
それは、何を言ったかではなく、誰が言ったかが重要だということです。
イチローが朝にカレーを食べていると言っただけで朝カレーが一時期流行ましたが、そういうことです。
そういう意味では、先生という仕事は”タレント業”なんだなと思います。
親の言うことはきかないけど、先生の言うことは聞く。そういう先生がいる塾でないと、塾としての価値はない。自戒の念をこめてここに書き記します。
次回は、「勉強は将来何の役に立つのか問題」について語ります。
ではまた。