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【伊丹南野校】先生としての志

こんにちは!伊丹南野校です。

 

10月は当校がブログを担当します。

 

エッセイのような形で、できるだけ沢山投稿していきますので宜しくお願いいたします。

 

 

さて初回は、先生としての志についてです。

 

教育論者の内田樹先生が『街場の教育論』の中で、次のようなこと述べています。

 

 

教師が教壇から伝えなければいけないことは、ただ1つです

「私には師がいます。私がここでみなさんに伝えることは、私が師から伝えていただいたことの一部にすぎません。(後略)」

 

 

自分の師を尊敬する気持ちと、謙虚さを伝える言葉ですが、

先生という仕事は、歴史をつないでいく役割を担っているのだ!という崇高な思いが溢れると共に、少し肩の荷が楽になる言葉です。

したがって、私が発信する言葉や文章も、どこからで見聞きした内容の伝聞に過ぎません。

 

とまぁ、こういった言い訳を最初にしながらも、気をつけていることがあります。

 

それは、何を言ったかではなく、誰が言ったかが重要だということです。

イチローが朝にカレーを食べていると言っただけで朝カレーが一時期流行ましたが、そういうことです。

そういう意味では、先生という仕事は”タレント業”なんだなと思います。

 

親の言うことはきかないけど、先生の言うことは聞く。そういう先生がいる塾でないと、塾としての価値はない。自戒の念をこめてここに書き記します。

 

 

次回は、「勉強は将来何の役に立つのか問題」について語ります。

ではまた。