新型コロナウイルスの影響で社会が大きく変化し、私たちの日常生活も例外ではありません。自宅で過ごす時間が増え、学校の授業が例年以上に速いペースで進んだ結果、「授業についていけない」と感じている生徒さんも少なくないようです。
また、家には漫画やゲームといった誘惑が多く、「自分の状況を客観視できずに危機感を持てない」という声も聞かれます。これは多くの塾の先生方も共通して感じている課題です。この数ヶ月で、自宅で学習時間を確保する習慣ができた生徒さんと、そうでない生徒さんの間には、例年以上に大きな差が生まれてしまっています。
夏休み明けの「自分」と向き合う
夏休み中の特別講習で、予習を進めたり、遅れを取り戻したり、習熟度を深めたりと、多くの学習に取り組んだことでしょう。そしてに入り、模擬試験や定期テストの結果が出ると、嫌でも自分の現状を客観視することになります。
ここからが重要です。
もし良い結果が出たのなら、その調子で引き続き頑張りましょう。しかし、もし納得のいく結果ではなかったとしても、落ち込む必要はありません。まずは普段の勉強時間を、ほんの少しだけでも長くすることから始めてみませんか。
「家でどうやって勉強したらいいか分からない」という場合は、最初は各教科につきでも構いません。今日学校で習ったことを思い出して、何を学んだのか再確認する時間を取りましょう。一番簡単で効果的なのは、先生に具体的な指示を仰ぐことです。
自宅以外の学習スペースも活用しよう
もちろん、「どうしても家では集中できない」という生徒さんもいるはずです。もし自宅での学習が難しいのであれば、図書館やカフェ、学校の自習室、あるいは塾の自習スペースなど、場所を変えるのも一つの手です。
夏休みは確かに勉強の絶好の機会ですが、それ以外の時期にも学習のチャンスはいくらでもあります。塾では、追加授業や特別講習も随時受け付けています。
学校生活はこれからも長く続きます。学校の授業が「先生が何を言っているのか分からない嫌な時間」にならないよう、塾は全力で皆さんをサポートします。
勉強は「わかる」と楽しくなる!
授業内容が理解できるようになると、勉強はぐっと楽しくなります。そして、頑張って結果が出れば、褒められて気分も良くなるものです。
どうせ長く続く勉強です。どうせなら、楽しく取り組んでいきましょう!
新しい学習習慣を始めるために、何か具体的な目標はありますか?