こんにちは。伊丹野間校です。
いよいよ受験の足音が近づいてきました。先日も中3生の模試がありましたが、地理の統計が苦手な人が見られます。資料を読み取るだけでなく、知識を覚えることも要求されるこの問題。
「この地域にあてはまる雨温図はどれですか」これは、グラフの形は比較的変動が少ない問題です。地域の特徴が出やすいですね。これからの地球温暖化でどうなるかわかりませんが…
「とある製品(農作物)の生産割合です。○○に当てはまるのは何県ですか」この手の問題は、年度によって替わってきてしまいます。TOP5くらいが固定で、順位だけ変わる、なんて部門も珍しくありません。
世代によって変わるのが「世界の人口ランキング」保護者の皆さんは、日本は世界何位と教わりましたか?ごろまでは、世界7位でした。しかし、現在では、11位になっています。(国連統計ベースによる)
では、「世界面積ランキング」日本は何位でしょうか。領土面積は61位。実は、世界約200か国のうちでは、上位の部類なのです。では、領海を含むと。なんと世界6位の海洋大国なのです。なので領海の境をめぐるあれやこれやが生じてしまうのですね。
日本は(面積的に)小さい国…と思っている人、意外と多くありませんか?
統計の学習は、資料の大まかな傾向をとらえる必要があります。そして調べていく中で、思わぬ発見をすることもあります。
たかが統計、されど統計、奥深いものです。